標高1200mの群馬県嬬恋村に7000坪の広大な自社農場があります。霊芝は動植物に分類できない「真菌」という細胞の状態で成長していきます。生物の中では非常に貴重な生育をたどります。
この生物を形作る核となる細胞の状態は、大変に繊細で傷つきやすく弱いため、生育過程において、常に注意深く見守り、強い種として育てていく必要があります。
和漢生薬研究所の嬬恋農場では、半世紀近い研究の末、霊芝栽培に最適な温度湿度、土壌など、最適な環境を整え、常に安定した品質を保つために、一貫して霊芝の成長を管理し責任を持った栽培を行っています。
微小な毛細血管にいたるまで血液の循環を改善することや、身体の代謝機能を正常化するなどのほかにも、さまざまな作用があるうえ、副作用がほとんど認められないなど、私たちが想像している以上に次々と新たな作用が発見されているのです。そのため「霊芝」は、病気を未然に防ぐためや、病後の回復を早める・老化を防ぐためなど幅広い用途で用いられ、多くの方から高い評価をいただいています。
霊芝の特質
古来より、菌類の食品(味噌・納豆・キノコなど)は、身体に良い食べ物だと言い伝えられています。特に霊芝は、「久食軽身不老延年神仙(久しく食すれば身が軽やかになり、老いず、天年を延べ、仙人の域に達せられる、の意味)」の生薬として、瘀血(おけつ)を除いて血行を良くし、知力・体力ともに衰えず、延命の効果がある上薬として利用されてきました。現在では、さまざまな効果があるすばらしい「食用菌類」であるということが、研究によって明らかになっています。
和漢研の霊芝の特徴
1) 霊芝子実体エキスをじっくりと抽出し、吸収しやすく体に負担がかからないように加工した商品です。
2) 豊かな自然に囲まれた自社農場(群馬県嬬恋村)で、一つひとつ丹精込めて栽培しています。
3) 製品には、四系統の霊芝をブレンドした「HM-3000(特系霊芝)」を使用しています。
4) 当社独自の培養によるHM菌(DNA鑑定によって霊芝と認められた菌)を使用しています。
5) 豊富なデータ(中国復旦大学上海医学院との共同研究)に基づく研究によって、信頼性と安全性を高めています。
四系統の霊芝をブレンド
赤芝
赤芝の味は苦で、気は平である。主として胸の中に血気が滞って起る時に影響を与えることができ、また、心臓の働きが増し、体の中の気・内臓の機能を補う。さらに頭の回転が速くなって知恵が出るようになり、記憶力も高くなって、物ごとを忘れないようにすると言われています。(本草綱目より)
黄芝
黄芝の味は甘で、気は平である。主として胸や腹部への、風暑、暴飲暴食、過労、湿・寒の5種類の邪気によって生じた時に影響を与えることができ、また、心臓に蓄えられている精神的要素の「神気」の働きを安らかにして、和みを楽しむ精神状態にすると言われています。(本草綱目より)
黒芝
黒芝の味は鹹(かん)で、気は平である。主として小便の出が悪く下腹が張る時に影響を与えることができ、また、体内の水の循環を良くし、腎臓の働きに影響を与える。耳、口、目、鼻、尿道口、肛門のつまりを解消し、頭の働きを良くすると言われています。(本草綱目より)
白芝
白芝の味は辛(しん)で、気は平である。主として激しい咳込みや、下腹部から胸・咽頭部に突き上げる時に影響を与えることができ、また、肺や口・鼻の動きを増進し、腎臓やすい臓の働きを活発にして精神的活動を高めると言われています。(本草綱目より)